さよなら,USB-DAC.

どもども.Nony(  )です.

先月,USB-DACというカテゴリの製品に別れを告げることに決めた.

ifi-Audioのnano iDSD LEが使えなくなってしまったことと,USB以外のPCオーディオ向けインタフェースが拡大しつつあるからだ.

自身はPCオーディオ環境を

ラップトップ→nano iDSD LE→プリメインアンプ

という接続で構築していた.しかし,ラップトップのUSBとなると,USBの抜き差しが頻繁に行われるため,その繰り返しと同時にかみ合わせがゆるくなってくる.

今更気づくなよという話ではあるが,USBというのは接点が肝心なオーディオには非常に適さない規格なのである.素人の自分でもわかる.

まず,電源線と信号線が1つにまとめられている.ケーブルにノイズが入り込んだ際に,電源にも信号線にも悪影響が発生する可能性は否定できない.

さらに,コアキシャルのデジタルケーブルと比較すると明らかに接点の接触面積が小さい.USB-Aでも2mmないだろう.ここが接触不良になったらもうだめなのである.

もう一つ,はめ込む際のツメがない.XLRやレモコネクタみたいな「カチン」という感触なく,ただ「端子が当たっているだけ」である.

これらの要因が組み合わさると,はめ込みや接触のゆるくなってしまったUSBはちょっとした震動で接続が切断されてしまう.オーディオに用いる上では死活問題である.

しかし,PCを用いたオーディオ環境を構築するためには,USB-DACが主流となっていることもあり,先日まで使い続けていた.

そして最近,USB-DACに代わる新たなデジタル接続のインタフェースが普及を始めつつある.

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今まではUSBで行ってたデジタルオーディオデータの通信をLANケーブルで行えるようになる.
LAN端子こそ端子そのものは小さいが,USBと比べて,ケーブル側にツメがあるのではめ込みがゆるくなってもケーブル交換でどうにかなる可能性がある.

現状では,Audio OSECHIが発売されたらPCオーディオを再開する予定.

さよなら,USB-DAC.

もうUSB-DACをPCとつなげてPCオーディオをすることはないだろう.
何度PCのOSを修復したことか・・・

最近はラズパイオーディオにも興味が湧いてきているので,今後はこの点に関してもレビューしていきたい.

ではでは.

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