[雑感] SOULNOTE SM10を使用して1年が経つので感想を書く

こんにちは.Nony(  )です.

気がつけば1年が経つのですね.

SOULNOTE SM10.中古ではありますが導入して1年が経過しました.



出会い

もともと気になってはいたんです.SOULNOTEとFundamentalが.

そんななか,知人がコレを買ったんです.


KEF R900です.

ちょうどクレジットカードを手に入れた時期ですし,自分も冒険しちゃおうかなと・・・


購入

そして奮発したのでした.

最初はこんなセッティングから


純正スパイクを導入し・・・



この記事の執筆時はスパイク受けの下にアサダ桜のインシュレーター.


アサダ桜はその密度故か音が軽やかになる印象.FundamentalもSOULNOTEも木材は白樺の集成材が用いられているので,それを用いるほうが正統派なサウンドが得られるのかもしれない.


1年間使ってみて

言えることはたった一つ.

「買ってよかった.」

これに尽きます.

どんな曲も構成を破綻させることなく,しかも楽しく奏でてくれる.これほどの表現力のの幅広さと楽しさを両立したスピーカーはそうそうないと私は思います.

ポップはより楽しく,ナイトジャズはよりしんみりと,ボーカル主体の曲はより声の特徴をはっきりと,あらゆる曲に対応できる懐の深さがあります.だからといって「淡々と」鳴らすというわけではなく,非常に情熱的な鳴りをしていると思います.

上記のツイートにも書いている通り,「小型スピーカーに対する偏見」なんてものがあるとしたら,そんなものいとも簡単に吹き飛びます.しっかりとセッティングさえすれば広大な空間と身体で感じる最低域まで聴き手に提供してくれます.

なおかつフォーカスは「シャープ」「ピンポイント」です.このあたりは音楽制作用のモニタースピーカーの特徴がそのまま出ていますね.

セッティングでいかようにも音が変わります.傾向までガラリと変わってしまうことはさすがにありませんが,音場と音像定位,シャープネスは大きく変化します.

いまはコレで音楽を聴くのが楽しくて楽しくて仕方がありません.


試聴について

Fundamental製品ですが,実は試聴できるお店が限られています.取り扱い店の中でも展示機のあるお店は非常に限られているのが現状です.

関東近辺であれば会社の試聴室に実際に行って聴くか,それ以外であれば1日ではありますが貸し出しもしてくれます.現行機種のSM10Zだと5000円+送料なので,交通費より安く済みますし,試聴してみてはいかがでしょうか.


愛機SM10の今後について

手放すということはまずありえないです.今のSM10を手放したとしても,SM10Zを購入していることでしょう.

ブログにも書いている通り,

「アパートでも追及できるデスクトップオーディオ」

を今後も追及していくうえでなくてはならない存在だからです.

一軒家を購入して10畳以上のオーディオルームを作ることができたとしても,デスクトップオーディオでそこまで音量に気をつけることなく音楽を楽しめる環境は訴求していければと思っています.

その上で,このスピーカーはなくてはならない存在です.

今後もオーディオを続けていく中で,気軽に始めることのできる「デスクトップオーディオ」の魅力をより多くの人に伝えるべく,SM10で鳴らすシステムをメインシステム,それ以外のエントリーシステムで鳴らすシステムをサブシステムとして導入したいところです.

え?フロアスタンディング?興味が無いわけではありませんが,一軒家を購入してからにします.


ひょんな出逢いであったが.

このSM10,試聴もせずにただ,「カッコいい,気になる」という不順な動機で買いましたが,このひょんな出会いがまさかここまで思い入れの強いものになるとは思っていませんでしたし,このスピーカーの導入によって今まで楽しく聴けていなかった曲が楽しく聴けるようになったことも事実です.

現時点で,このスピーカーよりも音楽を楽しく聴くことのできるスピーカーはあれど,値段が倍以上しますし,コンパクトさや価格から見てもこのSM10の右に出るものに未だ出会ったことがありません.(デスクトップスピーカーとして唯一良い勝負してると個人的に感じるのはKEFのLS50くらいです.)

これからこのスピーカーと一緒にどんな音楽と出逢い,どんな音楽の深淵を覗き,どんなセッティングでこのスピーカーがもっとのびのびと歌えるようにしてあげようか.

そんなことを考える2020年最初の月です.

そして僕はそんな2020年1月18日に,とある物を注文したのでした.
どんなものを導入したのか,そしてどんなふうに音が変わったのかはまたおいおい記事にすることにします.

ここまでご覧くださり,誠にありがとうございました!

それでは.

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