[日記] ネットワーク機器の置き方を工夫してみた
皆様こんにちは.Nony( Follow @Nony________ )です.
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2021年の1月は年末年始で色々とテーマが出来たので、記事が多めになりそうです。
さて、今回は2020年の師走の大掃除の際に思いつきでやってみたことがありますのでまとめたいと思います。
ルーター・ONUの置き方を変えてみる
という、一見「オカルトチック」な内容です。
ですがここはオーディオの世界ですから、オカルト云々の前に「ものは試し」ということで、少し置き方を変えてみました。
ちなみに、筆者はネットワークオーディオ用スイッチングハブを利用していません。
スイッチングハブの導入で音質が変化することは既に確認済ですが、「ルーターに空き端子がある」ことと、「現在のネットワークオーディオ環境でイーサネット端子を利用して接続しているものはNT-505のみ」であることから、スイッチングハブの導入について緊急性・必要性を感じていないためです。
NASやRoon専用サーバーを導入したり、光ケーブルで接続するということになればまた話は変わってくるかと思います。
家にあるものアクセサリーを探す
オーディオを数年やってると、過去に購入して現在は使用していないようなアクセサリーが溜まったりします。
筆者もオーディオルームを見回してみたところ、
- ハヤミ NX-B301の棚板1枚
- 山本音響工芸 QB-3(アフリカ黒檀製キューブベース)
- 山本音響工芸 QB-2(アサダ桜製キューブベース)
- fiscu スピーカーキューブ バーチ製
- AET VFE-4005H
- AET VFE-4005S
- AET VFE-2005H
- 音工房Z ケーブルインシュレーター
- オーディオテクニカ AT6099 2個(4個を電源タップに使用中)
とわんさか出てきました・・・
写真はそのアクセサリーの一部です.
こういうセッティング系のアクセサリーは溜まったとしても微調整などに引っ張り出すことも多く、意外と重宝する場面に出くわすことが多いです。
ということで、今回は何かしら新規のアクセサリーを購入することなく上記の余っているアクセサリーを組み合わせてネットワーク機器の置き方を少し変えてみたいと思います。
とりあえず思いつきで組み合わせて・・・
やってみました。
ちなみに、上記リストのうち、上図で利用したものは
- ハヤミ NX-B301の棚板1枚
- 山本音響工芸 QB-3(アフリカ黒檀製キューブベース)
- 山本音響工芸 QB-2(アサダ桜製キューブベース)
- AET VFE-4005H
- AET VFE-2005H
- 音工房Z ケーブルインシュレーター
です。
音楽を聴いてみる
Roonを使わずに、NT-505単体で音楽を聴いてみました。
また、信号がONUを通ったほうが全体的な評価ができるかと思い、筆者所有の楽曲ではなく、ストリーミング音源を聴くことにします。
聴いた瞬間に気づいたことは「静けさが増した」ということです。
できる限り元に戻し(床にベタ置き)て比較しましたが、ベタ置きだとかなりガヤガヤしたとした混濁感を感じます。
静けさは増したのですが、それと引き換えに副作用も感じました。
出てくる音が立体感を失っており、どこか迫力や生命力にも欠ける印象です。
特にドラムのタムは「パシンッ!」ではなく「ペシッ」と鳴り、エレキギターのリフもなんかバネがビロビロ言ってる感じ。正直言って「これはひどい」。
セッティングを見直す
あくまで経験則ですが、上記のような音の立体感の乏しさの原因になりそうなVFEをすべて取り外し、山本音響工芸のQB-3の上にNX-B301の棚板を載せるよう再セッティングします。
そして聴き直してみると・・・・ビンゴ!
VFE装着時に比べると静けさはやや劣りますが、床にベタ置きしたときと比べれば大きな改善を感じます。また、失われていた立体感も輝きを取り戻し、重厚感を適度に持ちつつもハツラツとしたサウンドに変化しました。
最終的に、使用したアクセサリーのリストは
- ハヤミ NX-B301の棚板1枚
- 山本音響工芸 QB-3(アフリカ黒檀製キューブベース)
- 山本音響工芸 QB-2(アサダ桜製キューブベース)
- 音工房Z ケーブルインシュレーター
- fiscu スピーカーキューブ バーチ製
です。
このVFE、最初は滑り止めとして使っていたのですが、外した場合でも思いの外滑らなかったため、当分はこのセッティングで行くことにしました。あとは三点支持と四店支持による安定度の違いやキューブベースの木材など微調整していきたいと思います。
本来であれば何かしらボードを変更したりスパイクインシュレーターを導入するのがかなり効果的な気はしていますが・・・・筆者の現状の環境では追加投資が伴うので優先度は低く設定しています。
実際にセッティングしてみて
ネットワークオーディオ、比較的新しい分野で筆者自身も初めて間もないですが、これは「セッティングのしがいがある」と感じました。
CDやSACDなどのデジタルディスクもケーブルや置き方、外部DACの導入など突き詰めることのできる部分は複数ありますが、これらはネットワークプレーヤーでもできることをふまえると、「ネットワーク通信系のセッティング」はネットワークオーディオならではの項目になるので、こういったセッティングが好きな人はやってみると面白いかと思います。筆者の環境では思いの外大きく変わりました。
以上、ネットワーク機器の置き方を変更してNT-505で音楽を聴いてみた感想をレポートしました。
おそらく置き方一つで変化するということは、ネットワーク機器の電源でも音が変化するのではないかと予想しています。
ONUはプロバイダーからの借り物ですので電源類を変えるようなことはできませんが、ルーターにリニア電源を導入するなど、より趣向を凝らしたセッティングに興味がわきました!
またゆっくりと時間をかけてネットワークオーディオ環境を磨き上げて行ければと思います.
次回も乞うご期待ください.
それでは.
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