[日記] レコード再生環境を整理したお話
皆様こんにちは.Nony( Follow @Nony________ ) です.
この度,レコード再生環境を整理し,所有していたカートリッジ3つのうち1つに絞ることにしました.
筆者のレコード再生の現状
実は筆者,ここのところ3ヶ月間,長時間のレコード再生をしていません.
さらに言えば半年ほど前からレコードを再生するペースが大幅に落ちています.
半年ほど前に筆者に何があったのか少々振り返って見たのですが,思いつくことが一つだけあります.
それは,
DCD-A110の購入.
どうもONKYO C-777からDENON DCD-A110への音質のジャンプが筆者の想定以上に大きかったらしく,自然とネットワークオーディオとCDだけ聴くようになっていったのではないかと予想しています.(筆者もふと気づいたときに時系列から予想したまでで,真相は闇の中です.)
確かに本体だけの値段で考えると
- DCD-A110:約30万円
- NT-505:約15万円
- CP-1050:約5万円
と,「値段が全てではない」と言うもののさすがに分が悪い状況ではあります.
今後どうするか・・・?
レコードの再生環境についてはそんなことがよく頭をよぎるようになりました.
ネットワークオーディオ,CD再生環境については今後の予定があらかた決まってはいるものの,レコードについては判断がつかないという状況です.
近年レコードで発売される楽曲の殆どは,CDでの購入が不可能なことはあってもサブスクリプションで聴いたり,ダウンロードでの購入ができる楽曲は多いです.
つまり,リリースされるほぼ全曲がデータで購入できるものの,レコードはそこまで網羅されていないこの情勢において,筆者にとってレコード再生が主流になることはまずありません.
そんな状況下において,よほどの音質的優位性やこだわりがなければレコード再生環境を持ち続ける理由はなくなります.
筆者は今まさにこのことについて考えるべきタイミングにいるのだと思います.
とはいえ
今すぐレコード再生環境を上記の音質的優位性を担保できるレベルにまでどうこうできる経済的余裕は筆者にはありません.
また,上記の通りに「考えるべきタイミング」において考えること無しにレコード再生をやめることもグレードアップすることもしたくはありません.
したがって,レコード環境については一旦お休みし,今後も投資を続けていく価値があるのかどうか,試聴や情報収集を通じて見極めていきたいと思います.
カートリッジの放出
ということで,複数所有していたカートリッジを放出します.
レコードを続ける中でもともとカートリッジを複数所有して入れ替えることに積極的ではなくなっていたのですが,思っていたよりもその決断は早かったようです.
今回はShure M44GとOrtofon 2M Blueを放出し,SPEC+ AP-CS1一つにしました.
理由は「3つのうち楽曲を選ばず使えるのがAP-CS1だった」というごくごく単純な理由です.
ついでに,入れ替えで不要になったケーブル類も放出して貯金しようと思います.
レコードって難しい
最近は「レコードって難しい」と日々感じています.
現在のCP-1050からのアップグレードを考えたとき,筆者の求める仕様を考えたときにその金額はなかなかのものです.
ましてやそれで現在の環境に対して音質で満足できるものになるかは未知数です.
この記事にも書いたのですが,
できることならLINNのLP12が欲しいのですが,現時点でMAJIK LP12+LINGO(45回転へのワンタッチ対応のための電源ユニット)で90万オーバー.
・・・・もうLP12は無理です.
筆者の好きな音楽を聴くことを考えます.
これからリリースされる楽曲は「CDはリリースされないがレコードはリリースされる」場合はあっても,「レコードはリリースされるがダウンロード販売はされない」というケースはかなりレアになってくると思います.
ましてや日本では未だに「CDはリリースされるがレコードはリリースされない」という状況が続いています.
何が言いたいかと言いますと,「購入する頻度がダウンロードより低い(もしくは今後低くなる)音源の再生にいくらまでなら出せるか・・・?」
筆者は今後ここを考えていく必要があるのかなと思います.
以上,レコード再生環境の整理および筆者のレコード再生における現在の所感でした.
もしレコード環境をやめるときがきたら,環境の放出によって得た金額をネットワーク再生環境の強化のために使うでしょうし,レコード環境をそのまま継続すると決めたらそれ相応の出費をするかと思います.
ただ,現在のようなどっちつかずの状況でM44Gや2M Blueを持て余すくらいなら他のレコードに興味あるユーザーやヘビーユーザーに使ってもらいたいと思い,今回放出するに至りました.
ただ,このコロナ禍で結論を出すのは早計と考えています(試聴環境が整いにくいという点や調査しにくいという点で)し,時間をかけて今後どうするか考えていきたいと思います.
今回も最後までお読みいただき誠にありがとうございました!
次回も乞うご期待です.
それでは.
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