[雑感] 音質は再生手段を選ぶ理由たり得ない

皆様こんにちは!Nony(  )です.

最近は新しくオーディオ機器を迎えたり,オーディオ環境に変化が起こることなく,平和に音楽鑑賞をする日々が続いています.

サラリーマン生活も忙しく,残業代もガッポリ・・・・!

・・・・・・・

下世話な話はこのあたりにして,11月下旬に開催されますね!


東京インターナショナルオーディオショーが(事前予約制ではあるものの)再開されるためか,例年に比べて少なめではありますがESOTERICが参加するというのは個人的に気になります.

やはりN-05XDを紹介するんでしょうか・・・?楽しみです.

さて,本題に入りましょう.

よく受ける質問

このブログの読者の方々であればご存知かと思いますが,筆者はネットワークオーディオやRoonを主体としたブログを執筆しています.

すると,時折こんな質問や意見をいただきます.

「ネットワークオーディオって音質どう?」
「Roonって音質どう?」
「価値観がひっくり返るからぜひレコードで聴いてほしい」

確かに,このブログのこれまでの記事を振り返ると筆者がネットワークオーディオにしぼりつつある理由を明確に書いたことがなかった気がします.

今回は上記質問への回答も兼ねて,なぜ筆者がネットワークオーディオを主体としたオーディオ環境にしているかを明確に記しておきたいと思います.

結論から先に

筆者がネットワークオーディオを主体にオーディオ環境を構築している理由は至極単純で,

筆者のライフスタイルに最も沿った環境であるから

です.


もう少し上記の質問に突っ込む形で言ってしまいます.

筆者は音質で再生手段を選びません.

現代のネットワークオーディオの利点

現代のネットワークオーディオ(ここでは,Spotifyなどの各種ストリーミングサービスと連携し,ネットワークオーディオ機器本体で再生できるものを指します)には,これまでのオーディオ再生とは全く別方向での利点があります.

それは「情報を自ら検索するよりも少ない手順」「より多くの」世界中の楽曲に「楽曲を聴きながら」アクセスでき,「スマートフォンのスピーカーなどから直接再生するよりも高音質で」聴けることです.

これはCDやレコードではまず味わうことのできない「ユーザー体験」だと筆者は思っています.

つまり,筆者にとってレコードやCDとネットワークオーディオは「そもそもユースケースの違うもの」だと思っています.

ネットワークオーディオという手段がまだ「自身の所有するライブラリの楽曲のみ再生する」(=ストリーミングサービスと連携できない)という範疇を超えなかった時代ではまだ似通った部分もあったかと思いますが,今では別の使い方になっていると筆者は考えます.

音質は再生手段を選ぶ理由たり得ない

これはレコードとの別れを告げる記事でも書いたのですが,

筆者にとって音質は再生手段を選ぶ理由にはなり得ません.

それは筆者の現在の環境やコレまでのブログ記事からでも感じ取っていただける方がいらっしゃるかもしれません.

本当に音質だけで選ぶのであれば,高周波ノイズまみれのデジタル機器を使うようなCDやネットワークではなく,レコード一択でオーディオ環境を構築したと思います.

しかし,筆者はそうしませんでした.しかもノイズとかでは最も不利であろうネットワークに絞ると決めました.つまりはそういうことです.

オーディオで大事にすること

結局は「オーディオで何を最も大事にするか」でオーディオに関係する諸々の決め方は変わってくると思います.

筆者は音質はもちろんですが,それを大事にしすぎるあまり使い勝手や利便性を損なうようなことはしたくありません.

筆者のなかでは使い勝手や利便性が担保されて,初めて音質について議論が始まります.

なぜか?

音質は好みも反映されるが故,セッティングなどで如何様にも対処できる点が多々ありますが,オーディオ機器の使い勝手というのはユーザー自身ではどうしようも無いからです.

特に筆者が主環境に据えているネットワークオーディオは尚更で,音質が良くても機器本体に組み込まれたコンピュータのスペックが低くて「操作がモッサリ」とか話になりません.個人的にここが担保されなくては「何のためのネットワークオーディオなのか????」となります.

これが,筆者が音質よりもまず先に機器としての操作性の完成度に重きを置く理由です.

以上を踏まえて・・・・

少し「今後の計画」じみた話になってしまいますが,筆者はRoonサーバーおよびNASの役割を担うオーディオ用PCを購入しようと思っています.

Roonの優れたUIや,Roon Ready/Testedであれば異なるメーカーによって操作アプリケーションをいちいち変えることなく操作できてしまう点,ストリーミングと自身の所有する楽曲を一元管理できる点など,現在のRoonの様々な特長に惚れ込んだからです.

また,このPCにMinimServerなどのサーバーソフトを入れてしまえば,ネットワークプレーヤーから直接操作できるNASの役割も持つことができます.つまり一台で2役を担えます.

NASと別々にするほどの余裕はありませんから,この選択をしました.

ここでももう一度記しておきますが,PCを導入することに対する音質への懸念は考えていません.導入してから自身にできる最善の対策をしていくのみです.

質問への回答

したがいまして,上記の代表的な質問への回答です.

「ネットワークオーディオって音質どう?」
    →知りません.便利だから選びました.

「Roonって音質どう?」
    →知りません.便利だから選びました.

「価値観がひっくり返るからぜひレコードで聴いてほしい」
    →少なくとも筆者はレコードに絞るほどはひっくり返りませんでした

・・・・以上!

以上,筆者の再生手段の選択に対する雑感でした.

ちょっとバッサリ切っちゃう感じの回答になってしまいましたが,ネットワークオーディオもRoonも,利用に際し選択できるオーディオ機器がたくさんあるのでひとえに「音質どう?」と問われても「筆者の環境では不満ありません.それより何より便利なのが嬉しいです」くらいしか答えることができません.

どうしても音質が気になる方はご自身の耳で,オーディオショップなどで試されることをオススメします.

筆者は今後もネットワークオーディオを中心に据えたブログ記事を展開していきたいと思います.

今後とも宜しくお願い申し上げます.

今回も最後までお読みいただき誠にありがとうございました.
次回も乞うご期待です!

それでは.

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