[レビュー] SACD聴いてみた!
皆様こんにちは!Nony( Follow @Nony________ )です!
もう3月も終わろうとしているというのに筆者の住んでいる地域は未だに寒いです。
というか、寒暖差が激しいです・・・・
筆者は生まれてこの方SACDを所有したことがなく、筆者がよく聴く音楽の種類から「今後も所有することはないだろう」と思っていたのですが、先日ひょんなことからSACDハイブリッドを購入する機会がありました。
今回は初めてSACDを体験した印としてその模様をブログに示したいと思います。
本当にひょんなことだった
先日Philewebを見ていると、
いざストリーミングで聴いてみるとなんとも聴きやすく、優しくポップなピアノの音に魅了されてしまいました。
レコードもホームシアターもしていない筆者からしたら、購入するとなるとSACDまたはMQA-CDとなります。
MQA-CDを購入したところで、筆者にはMQA-CDを聴くことができる環境がありません(DENON DCD-A110はMQA-CD非対応)
また、MQAについては
といろいろと透明性に欠いてる部分もあります。
DCD-A110はSACDも再生可能ですから、「聴けないフォーマットを買うよりは・・・」ということでSACDハイブリッドを購入することにしました。(MQAはストリーミングで聴ける環境が整備されつつありますし。)
金額について
SACDということで少々価格が怖いところではあったのですが、
他のアーティストの日本正規版のCDアルバムを購入する金額とさほど変わりません。想像していたほど高価でなく、ほっとしました。
到着!
MUSEのデビューアルバムと一緒に購入しました。
CD届いた! pic.twitter.com/c26gNIJa7Q
— Nony (@Nony________) March 3, 2022
紙のスリーブの中にブックレットとSACD本体が入っていました。
早速・・・・
聴いてみます。
DCD-A110の場合はディスクを入れるとSACDハイブリッドだった場合は自動でSACD再生モードになります。もちろん、SACDハイブリッドの場合はディスクレイヤー切り替えも可能です。
・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
( ・∀・)イイ!!
いや、SACDだから良いとかそういう次元のお話ではなく、「純粋に音楽として個人的な趣味嗜好にあっている」という意味です。
ピアノトリオの編成故やはり主旋律はピアノが担当しますが、曲中に時折織り交ぜられる普段は淡々としたドラマーの突然の怒涛のソロなど、鳥肌が出ずにはいられません。
「良い音楽に出会った」と改めて思いました。
CD層に切り替え
SACD層で一通り聴き終えたのでCD層に切り替えます。
・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
( ・∀・)イイ!!
SACDだのCDだの気にするのがアホらしくなってしまいました・・・・・
冗談はさておき・・・
人生初のSACDということでしたが、ついついSACDとCD層を聴き比べていることを忘れそうでした。
そこをこらえて真面目に聴き比べますと、SACDを聴く前から事前に噂で聞いていたとおり、確かにSACDとCDで音は違います。
CDに比べてSACDのほうが自然といいますか、スピーカー周辺に音がまとわりつく感覚が軽減され、一音一音の消え際で引っかかる印象がありません。
なるほど、この音の違いを前にしては確かに「SACDでないと・・・」という人が現れるのも納得が行きます。
ただ、ここで忘れてはいけないと思っているのが「あくまで筆者のオーディオ環境においてそれぞれを聴き比べれば」という点です。
筆者自身、「SACD」も「SACDプレーヤー」も人生で初めてですから、たまたま筆者の環境で筆者が聴いたSACDでそう感じた可能性は否定できません。
ただ、少なくとも今の環境が続く限りは「SACD層またはCD層のいずれか一方を意図して選択して聴く」ということはしないと思います。
つまり、ディスクを入れてそのまま再生ボタンをポチッと押すだけになりますから、DCD-A110においては自動的にSACD層を再生することにはなります。
ただ、筆者にとっては「聴き比べてSACD/CDを選ぶ」ということよりも「好きな音楽を聴いていることそのものを楽しいと感じること」の比重がよっぽど大きいことを実感できました。
CDか、SACDか
ただまぁ、今後筆者が購入する楽曲において「CDとSACDが別パッケージで同時販売」となれば、価格にもよりますが筆者は迷わずCDを購入すると思います。
というのも
- CDはリッピングできるがSACDはできない
- CDは再生可能な機種が多いがSACDは少ない
- ダウンロード可能であればDSDをダウンロードしたほうが利便性が確保できる
と筆者は思うためです。
SACDで販売されているものが必ずしもそうかは把握できていませんが、DSDをダウンロードできる環境も整ってきています。
リッピングが不可能なSACDを持つよりはDSDをダウンロードして大事にバックアップを保管しておくほうが、DSDについては後々助けられることが多い気がします。
以上、筆者の人生初SACD体験記でした。
CDと比べて確かに音は違いましたし、筆者の環境ではSACDの音質的な優位性も垣間見ることができました。
ただやっぱり開発したメーカーがやめてしまってる手前、リッピングができなかったりと「メディアとしての汎用性」は皆無も同然です。
また似たような状況(SACDハイブリッドかMQA-CDしか選択肢にない状況)が生まれたときに改めてこの体験を追体験してみても良いかもしれませんね。そのときにはダウンロード購入も含めて検討したいと思います。
ただ、SACDの音質が、CDの音質がよりも、好きな音楽そのものを自身の愛するオーディオで聴くことのできる楽しみに勝るものはありません。
あまり深く考えずに再生される音楽を楽しみたいと思います。
今回も最後までお読みいただき誠にありがとうございました。
次回も乞うご期待です。
それでは。
コメント
コメントを投稿