[日記] OTOTEN 2022レポート(2日目)
皆様こんにちは!Nony( Follow @Nony________ )です!
(梅雨明け発表タイミング絶対間違えたでしょ・・・・)と常日頃考えている毎日です。
この時期は外出やランニングが億劫になりますね・・・・
今回は、前回レポート
に引き続き、6月11日、12日に東京国際フォーラムにて開催されましたOTOTEN 2022
の後半に筆者が訪れたブースの模様をレポートしていきたいと思います!
Technics
2日目の一発目はTechnicsです。
SL-1200シリーズ50周年記念モデルのSL-1200M7Lが入り口に入ってすぐに全色展示されていました。
ホワイトとグリーンが渋くて好きです。
個人的に疑問に思ったのですが、何故SL-1200シリーズの記念モデルってトーンアームを金色にしてるんですかね・・・?
入り口左手に試聴スペースがあり何度か試聴しましたが、Technicsは何度聴いても出音が自身の身体にすんなり入ってきてとても好みです。
筆者のロードマップ上でスピーカーをRM10Zにするにあたり、スピーカーのインピーダンスの関係からプリメインアンプの更新も検討しないといけないのですが、Technicsのプリメインアンプが気になってきました。
SU-G700M2とか金額レンジでも丁度よい感じです。
SL-1200シリーズの歴史の紹介など、全体的にSL-1200シリーズの50周年を記念した展示が主体となっていました。
KEF
個人的にOTOTEN 2022最大の収穫の2つ目です。
KEFの60周年を記念して、LS60 Wirelessが発表されていました。
見た瞬間に出てきた言葉が
「これからのオーディオ」
でした。
ストリーミングサービスが充実してくる中、その次は「映像コンテンツとの親和性」、もっと広げて言うならば「リビングとの親和性」に次の一手があるのではないかと筆者は感じています。
近年はHDMI ARC入力を持ったプリメインアンプなども出てきていますが、あれはパッシブのスピーカーが別途必要だったり、よりコンパクトなものを求めるとなるとサウンドバー等の本当に小型なものになったりで、「コンパクトかつ本格志向」なものは筆者の知る限りまだそこまで出ていないと思います。
それを埋めてくれる存在としてこのLS60 Wirelessはダークホースなのではないでしょうか?
ウーファーの配置など、フラッグシップモデルのBladeの技術が採用されていて、映像コンテンツを楽しむうえでも不足ない低域が出ていました。The Greatest Showmanのワンシーンなんか感動モノでした。
一つネックがあるとすればペア88万(税込み)という価格でしょうか。LS50 Wireless 2と比較しても幅があるのでそこをどう捉えるか、という話になると思います。
余談ですが、Bladeのこのブルーとても好みです。下手に鮮やかにしていないというか、金属や加工由来の光沢をうまく活かしているように感じます。
ブライトーン
LUMIN P1とLUMIN AMPやWestminster ReiでDynaudioのConfidence 50を鳴らしていました。
写真ではわかりにくいですが、LUMIN P1、厚みこそあれど幅と奥行はコンパクトでこのあたりはやはりこれまでの某L社のフラッグシップを意識しているのかなと感じました。
あとLUMINの実物を見るのは2度目でしたが、フロントディスプレイが控えめでありながらも青文字な点や、筐体の仕上げはさすが高級機です。
筆者自身としてはNT-505から乗り換えるネットワークプレーヤーの候補機としてLUMIN T2を狙っていたのですが、先日ディスコンになったため後継機が出ないかとずっと悶々としているところです。
D2は再生対応フォーマットが現代としては少々旧式化している感が否めないですし、このままではU2 Mini + USB-DACが最適解となります。さすがにU1Xは無理ですし。
幸運なことに、先日LUMINで実装された「Roon Onlyモード」と通常モード(それぞれRoonとLUMIN Appからの再生)で同じ楽曲を比較試聴する機会があったのですが、
「由々しき事態だ」
と感じました。
半信半疑で比較したもののRoon Onlyモードが数段はノイズっぽさが無くなり、静粛性や一音一音の音離れの良さが優れているように感じました。
順位付けで言えば
Roon Only > 通常モードでLUMIN Appから再生 > 通常モードでRoon
だと感じました。(左に行くほど好印象)
最終的に「LUMIN AppやめてRoon Onlyモードだけにする」みたいな歴史に辿らないか、少々気がかりではあります。
fidata
個人的にOTOTEN 2022最大の収穫の3つ目です。
Roon ServerとTwonky Server(通常のオーディオ用NASの機能)が同時に動作する「HFAS2」が参考出展されていました。
2022年3月に同じようなオーディオサーバを構築した筆者としては
「もう少し早く出ていれば・・・・!!!!」と感じずにはいられませんでした。
ただ、中の人に詳しく話を聞いていくと、どうやらRoon Serverは「仮想マシン上でRoon Serverの機能が立ち上がることで機能を提供する」とのことです。
また、「RoonのUSB出力とこれまでfidataで提供されていたUSB出力はWebブラウザ経由でfidata本体の設定画面から切り替える必要がある」とのことです。
つまり、Roonとこれまでのfidataの機能の両方を使用し、USB-DACと組み合わせて楽曲を再生するユーザーは切り替えの操作を挟む必要があるということです。
筆者のようにサーバーのUSB出力を使用しないのであれば気にする必要はありませんが、そうでない場合は少し面倒なことになりそうです。
そもそもなぜ仮想マシンでRoonを動かしているのでしょうか?一つのOS上からTwonky ServerとRoon Serverを同時起動すれば良いような気もしますが・・・・(それなりの理由があるのだとは思います。)
ただ、同じような機能をもつオーディオサーバーはTAIKO SGM ExtremeやSilent Angel Z1しかなかった中で、日本から同じような機能を持つサーバーが出てきたことは大変喜ばしいことと感じます!
いちRoonのユーザーとして、このジャンルの製品の動向は今後もチェックしていきたいところです。
ということで、
本日の収穫はKRIPTON KS-55 HyperとKEF LS60 Wirelessとfidata HFAS2でしたね pic.twitter.com/N5cfFsPPdQ
— Nony (@Nony________) June 11, 2022
今回のOTOTENでの収穫トップ3はツイートの3つでした。
やはり実物を見たり聴いたりすることのできるイベントは大変貴重な機会に感じます。
まだまだ「コロナ大流行前に元通り!」というわけにはいきませんが、徐々にそういった機会も増やすことができればと思います。
次は東京インターナショナルオーディオショーかオーディオフェスタ in NAGOYAですかね・・・・
あと、OTOTENの2日間を通じてツイッターのフォロワー様含め多くの方々にお会いすることができました。この場で御礼申し上げます。またどこかでお会いできましたらよろしくお願いいたします!
今回も最後までお読みいただき誠にありがとうございました!
次回も乞うご期待です!
それでは。
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