[レビュー] Fundamental ST10 レビュー

皆様こんにちは!Nony(  )です!

花粉症の季節がやってきましたが皆様大丈夫でしょうか?

私は就職でド田舎に引っ越してからというもの症状が出ていません。
そして都会に出張した途端スゴいことになります。
(花粉じゃないかもしれませんね・・・・アレルゲン検査受けてみないとです。)

今回は、前回のブログ記事にて報告いたしました


Fundamental ST10を導入してある程度聴くことができましたのでレビューしていきたいと思います。


その前に・・・

長い事このブログを読んで頂いてる皆様(ありがとうございます!)は耳にタコができるほどお聞きしたかと思いますが、

筆者はFundamentalのスピーカーが大好きです!


2019年1月、当時まだ学生だったときに旧バージョンのSM10として購入し、SM10Zへのバージョンアップを経て現在に至ります。

「沈み込みの深さとキレの良さが両立されているのにダークに染まらない低音」、「聴取位置に関わらずしっかりと届くボーカル」、「全体的に鮮やかさのある音で何を聴いても楽しめる」点など、今でも筆者のオーディオライフになくてはならない相棒です。

さすがに「日本全国で!」というわけではありませんが、各地方のオーディオショップにて取り扱いがございますので、機会があればぜひ試聴してみていただければと思います。


早速聴いていく

ではでは、早速聴いていきたいと思います。

机の上にSM10Zを置いていたときからよく聴いていた楽曲を数曲聴いていくこととしましょう。

deadmau5 - Seeya (feat. Colleen D'Agostino)



この曲、「主旋律に合わせてベースが鳴り続ける」「ベースで主旋律」というなかなかにシステム泣かせな楽曲なんですが、まず一聴して気づいたのは「楽器の分離が向上した」という点です。

「机の上に置く」という構成上、これまではエンクロージャーの振動が伝わってしまっていたのだと思います。

特にボーカルと各楽器の分離がより一層明白になり、ベース等のブーミーさもなくなったため、アンプのボリュームを一段階上にしても辛くなくなりました。

定位についてもポイントがより明確に1点に集中し、パン振りなどの細かな変化が小気味良く伝わってきます。

Muse - Showbiz



お次はMuseのデビューアルバムからこちらの一曲。

まず最初にアコースティックギター(?)から始まるんですが、弦とボディの分離がはっきりとし、音が止まる際のスピードもかなり早くなったと感じます。

また、マシュー・ベラミーの声が透き通るように鳴り、キツさが取れて聴きやすくなりました。

The Resistanceの頃と比べると録音状態が決して良いと呼べるアルバムではないと個人的には思っていますが。音楽好きにはそんなこと関係ありません。聴く音楽がこれまでより楽しめるようになったのであればそれでOKなのです。

荒野の狼 - 宇多田ヒカル



序盤はボーカルが際立ちつつも、終盤のストリングスや金管楽器との全体的な調和を取ったような変化に初めて気づきました。

これまでの楽曲でも「少しボーカルが引っ込んだかな」と感じる場面が少々ありましたがそうではないようで、「出るときは出る」「引くときは引く」のメリハリが明確になっています。

Sting - Englishman in New York



海外に行くときは必ず聴く曲です。w

アルバム「My Songs」の一曲ではオリジナルと比べてもSting本人のボーカルがより主体的となったマスタリングに変化していますが、オリジナルとの対比もより面白くなります。


全体としては楽曲終了前のフェードアウト部分も最後の最後までボーカルや楽器の分離が破綻しなくなり、楽曲が終わるその時まで楽しめるようになったと感じます。

オリジナルのほうが音数や各楽器のパートの描写がより明確に際立っていて、今回のST10導入に伴う変化は大きいように感じます。

これはオリジナルのアルバムも欲しくなってしまいますね。最近音源の購入が多すぎて生活が火の車です。(自重しなさい。w)

Miles Davis - Backyard Ritual (2015 Remaster)



この曲、マーカス・ミラーが作曲・演奏の殆どに関わっていることもありMiles Davisと聞いて想像される楽曲と少々異なっている部分がありますが、

ドラムマシンならではの「ピタッ」と止まるドラムのキレが際立ち、爽快感に富みます。
その中でMiles Davisの直線的に飛び込んでくるトランペット、George Dukeの演奏する近年と異なる明るめのベースの移り変わりがいつまでも聴いていられます。

Miles Davisのトランペットはその鳴り方故か聴いててしんどく感じる場面も少なからずありますが、ST10を入れてから一層聴きやすくなりました。

BartolomeyBittmann - Turbohecht



最後にバイオリンとチェロの二重奏を聴いてみます。

かなりロックな二重奏ですが、弦を弾くときの音やテンポの早い演奏にもしっかりと追従してきます。

それぞれの楽器の(ほぼ)直接音をマイクで収録しているようで、ST10の導入によってその鮮度感がより際立つようになりました。

B&W 802D4に代表されるようなフロアスタンディングの大型スピーカーで聴けばチェロの低域で地を這うような重みも出てくるのかもしれませんが、私はそこまで求めていませんしそれよりも全体の色彩が明瞭な方が重要です。

そういう意味では、改めてSM10Zの凄さを感じることができました。

総評

いくつかの楽曲を聴いた総評ですが、
  • 各楽器・ボーカルの位置がより明確にわかるようになった
  • 低域の量感はやや減る方向に感じるが制動感は増した
  • ボーカルとそれ以外の楽器の主張・引き際やその変化がわかりやすくなった
  • 演奏が止まった直後の静けさが増した
というのが全体的な印象です。

結果として
購入して大正解
でした!

聴く音楽一つ一つの隠れていた部分がよりわかるようになりましたし、これで大画面のディスプレイを置いて映像を見ることができる環境も構築できます(長かった・・・・)。

以上、ST10の導入レビューでした。


これでデスク上にそこそこ大きな4Kディスプレイを置くことができますし、筆者のオーディオライフはより楽しいものになることかと思います(←ここ重要!)。

筆者は6月に夏期賞与がありますので、そこでUHD-BDプレーヤーと4Kディスプレイを購入できればと思います。

クビにならないように万年雑用係クビ寸前リーマン生活頑張ります。w

今回も最後までお読みいただき誠にありがとうございました!
次回も乞うご期待です!

それでは。

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