[レビュー] Zonotone 6N2P-3.5 Blue Powerレビュー

皆様こんにちは!Nony(  )です!

最近花粉が多いですね・・・・
都会にいた頃ほどではないですがくしゃみと鼻水がスゴいです・・・・
目が痒くないのが幸いなところです。

今回は・・・

DCD-A110の電源ケーブルを交換することにしましたので開封とレビューをしていきたいと思います!




連絡は突然に・・・

やってきました。


Zonotone値上げ(´·ω·`)

まぁこのご時世ですから「いずれは来る」と思ってましたが、いざ来ると万年雑用係クビ寸前リーマンオーディオファンにはなかなかツラいものがあります。

そこで、DCD-A110の電源ケーブルはそのうちZonotoneに交換予定でしたのでこの際にグレードアップすることにしました!

開封の前に・・・・

電源ケーブルを選択する際に筆者はかならず「2ピンタイプ」を選ぶようにしています。

理由は「オーディオ機器のアースがつながらないようにするため」です。

近年はオーディオにおけるアースの重要性も認知されつつありますが、筆者のようなアパートだと壁からアースが取れませんし、オーディオ機器によってアースがどういう繋がり方しているかバラバラな可能性も否めませんから、個人的には「オーディオ用のアースを埋め込んで、かつ使用メーカーを統一していない限りオーディオ機器側の電源アースはつなげない」というのが最も単純かつ(音質的に)安全であると考えています。

また、時折メディアにて公開される高級オーディオ機器の「中身」の写真を見ると「電源アースのピンがどこにもつながっていない」ものも散見されます。筆者の経験上ケーブルが音質に大きく影響するというのは同意しますが、内部でつながっていないものをあえてケーブルで繋ぐ必要もないかな、と考えています。

開封

ということで、開封していきます。
今回購入したのは6N2P-3.5 Blue Powerになります。


Zonotoneの普及価格帯電源ケーブルの上位グレードです。
実はこのケーブル、


現在NT-505にも使用していまして(上記ブログ記事執筆当初はONKYO C-777に使用していました)、今回追加購入した形になります。
ただ本ケーブルを開封からした記事は過去に書いていませんでしたので、今回改めてレビューしようということです。

まずは正面。簡素ですね。Zonotoneがこだわる「ケーブルの純度」や「線材の混合」をアピールする「6N」「Hybrid」の文字が目に映ります。


箱の裏面です。商品概要や内部構造の説明が記載されています。Made in Japan!

中身を取り出しました。本体以外は何も入っていません。


もう少し寄って見ていきます。オーディオ機器側のプラグです。そこそこ大きさはありますが、自作用に販売されているIECコネクターと比べると十分に小さいです。コレなら筐体の薄い機材でも底面との干渉はありません。

もちろん、機器側接点もロジウムメッキされています。(見にくくてすみません・・・)

コンセント側のスリーブです。シルバーの文字で製品名やロゴが入っています。

もちろんこちら側もロジウムメッキがなされています。コンセント側は大きさはそこまで大きくなく、よほど間隔のせまいタップを使用しなければ干渉はないと思います。

極性もわかるように作られています。電極の片方に「ポッチ」がついていますが、こちらがニュートラルになります。


太さに対して案外しなやかでクセもそこまでついていません。すぐにほぐせると思います。

ちなみにDCD-A110純正ケーブル

せっかくの機会ですので見ておきます。

太さは6N2P-3.5 Blue Powerと比べると2周りほど細いですが、こちらのほうが被覆が固く、折り曲げた際のクセが取れにくいと感じます。

プラグには"Volex"とあります。極性確認用の印字等は確認できませんでした。



本体側はIECタイプですが3ピン目は穴すらなく、樹脂で埋められています。
こちらには"N"と"L"の印字があり、極性表示と思われます。
IECタイプなら形で差し込む向きが決まってしまうので、「コンセント側に極性表示したほうが親切なのでは」と思います。
ちなみに、テスターで導通を確認したところ筆者の製品では"Volex"の文字が逆向きになる方向に差し込めば極性が合うようになっていました。

ケーブルには"SHOOEI DENGU"の印字があります。調べると同じ会社のケーブルがたくさん出てきますが、唯一出てきた会社のWebサイトでは抵抗器の商品紹介しかなく、正体不明です。

あまり細かいことは気にせず、試聴していきたいと思います。

レビュー

それでは、複数のCDを聴いて変化をレビューしていきたいと思います。





その他いろいろ聴きました。

Zonotoneのケーブルを導入するたびに書いている気がしますが、一聴して気づくのは
「奥行き」

です。

各楽器やボーカルとの位置関係、聴いてる自身との距離感をより明確にしてくるのがZonotoneの特徴だと私は感じます。

近年のDENONのプレーヤーは「広くて鮮やか」な印象が筆者にはありますが、


そこにこの「奥行き」がプラスされることで非常に立体感が増します。

とても大きなお部屋だったり音響処理がしっかりなされたお部屋であれば奥行きもわかりやすいものなのでしょうが、筆者のように大抵のお部屋はそうではないでしょうから、この変化はポジティブな要素になるかと思います。

また、全体として重心が下がり、音の一つ一つに重みが増します。
今回のZonotoneの電源ケーブルから標準の電源ケーブルに戻すと音に浮ついた感じがあり、少し気になってしまいます。
それに対し6N2P-3.5 Blue Powerは演奏者”一人ひとりの”熱が音に現れてくる印象で、とても聴き応えがあります。

この「一人ひとり」というのが肝心で、ジャズなどによくある「曲中のソロパート」なんかは鳥肌を我慢することができません。

BartolomeyBittmannなどの強弱表現が大きなものはゆっくり弱く演奏するところでも明瞭感を伴ってスピーカーから音が奏でられるようになり夜の小音量でも非常に満足感が高まりました。

そういう意味でも日本のオーディオ事情にもとても親切なケーブルなのではないかと改めて感じました。

やっぱりZonotoneやな!



以上、Zonotoneの6N2P-3.5 Blue PowerをDCD-A110に使用したレビューでした。

ケーブル本体の色やZonotone特有の熱感を帯びたサウンドが好みとしてハッキリ分かれるポイントかとは思いますが、聴いたことのない方はぜひぜひ試聴してみてください!

次にZonotoneの電源ケーブルを導入するとしたらCanarino Filsの電源アダプターのケーブルですかね・・・・


最後に一言。

Zonotoneはイイぞ!


今回も最後までお読みいただき誠にありがとうございました!
次回も乞うご期待です!

それでは。

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