[レビュー] Zonotone Granster-AC5000 導入レビュー

皆様こんにちは!Nony(  )です!

およそ4ヶ月前ではありましたが、購入しましたのでレビューしたいと思います。




導入の経緯

当ブログではレビューにできていませんでしたが、実は2025年の5月に映像ディスクを楽しむためにMAGNETARのUDP900を導入いたしました。



ただ、DCD-A110を手放した際にインターコネクトケーブル類も一部手放しており、残っていたのがLUMIN T3XとMOON 240iを接続していた7NAC-Granster 5000αのみでした。



これでは音楽を聴くときと映像を見るときでケーブルを挿し替えねばなりませんし、端子にもよくありません。

いつかは買おう、いつかは買おうと思っていましたが、そんな中でニュースリリースが出ます。


ということで、即座に注文するのでした。


いざ、開封!

いつも通り和歌山県のサウンドラインモノリス(  )に注文し、難なく到着しました。

サウンドラインモノリス様、いつもありがとうございます!


開封していきます。

箱。


納品書。


Granster AC-5000のリーフレット(横向きすみません)。


本体。


中身を取り出してみました。


これまで使用していた7NAC-Granster 5000αと比較してみます。


左が7NAC-Granster 5000α(これまで使用していたもの)、右がGranster AC-5000(今回購入したもの)です。

おわかりいただけるでしょうか・・・?被覆の色味が変わってます。


左が7NAC-Granster 5000α(これまで使用していたもの)、右がGranster AC-5000(今回購入したもの)です。

被覆がこれまでのロイヤルブルーというより、若干紫がかった色に変化しています。
筆者はこの色味のケーブルを見たことがあります。


次に、端子周辺を見てみます。
上が7NAC-Granster 5000α(これまで使用していたもの)、下がGranster AC-5000です。
端子周辺部には大きな変化がありません。7NAC-Granster 5000αのLeftを示す白いリングの色がくすんでいますが、おそらく経年劣化によるものだと思います。


で、使い始めて4ヶ月程度経っていますのでこのタイミングでレビューしたいと思います。


「大人」になった

7NAC-Granster 5000αからGranster AC-5000に変更してまず感じた印象がコレでした。

Zonotoneらしい独特のライブ感や奥行きというのはそのまま持ちつつも、これまでの7NAC-Granster 5000αと比べて落ち着きがある印象です。「パワフルさで振り回すような印象が薄れた」「暴力的と感じる部分がなくなった」という表現が正しいかもしれません。

そこから4ヶ月程度Granster AC-5000を使い続けた後に改めて比較してみたもののこの印象には変わりなかった一方、新たにわかってきた部分もあるので試聴曲ごとに詳細に見ていきたいと思います。

Anyma - Girls MIA


ケーブル交換ですぐに分かるのは、女性ボーカルなどの声で顕著にわかりますが、一つ一つの音の明瞭性が上がったということです。

これまでの7NAC-Granster 5000αでもそれ単体で不満はありませんでしたが、いざ聴き比べるとその違いは明確にわかります。

女性ボーカルや小編成のインストルメンタルではこの変化は非常に好ましい結果をもたらすのでは無いでしょうか。

GoGo Penguin - Control Shift


筆者には欠かせない(?)、GoGo PenguinのControl Shiftです。

GoGo Penguinの楽曲の中でたまにある、ベースがウッドベースではなくエレキベースで演奏されていて、その最低域やドラムの裏打ちの追随が確認ポイントです。

エレキベースの量感こそ大きくは変わらないものの、他の楽器との分離が明確になっており、追いかけやすくなった印象があります。

ただ、上記音源や下記のような音数が多かったり、大編成の楽曲のときほどの変化は感じません。

Evan Call - Frieren the Slayer


ステージが一回り広くなりました。

なるほど、この新しいケーブルがどのような楽曲に対して効果がわかりやすいかがわかってきた気がします。

最近のこの手のいわゆる「劇伴」ですが、オーケストラのような大編成で行われるものが増えています。

これらの楽曲に対し7NAC-Granster 5000αからGranster AC-5000に変更するとステージが一回り~二回り広くなった印象を受けつつ、7NAC-Granster 5000αにあったような強烈な押し出し感はやや薄れます。総じてこれらの変化が「落ち着きがでた」「暴力的でなくなった」という印象をもたらしているのかもしれません。

澤野弘之 - AZPV

確かめるためにもう一曲、劇伴を聴いてみます。


先のFreiren the Slayerよりは電子系の楽器のテイストが如実にでている楽曲ではありますが、やはり同様に前方向への押し出しをやや弱めつつ、横方向の広さを獲得しています。

筆者がこれまでZonotoneのケーブルを導入した際のレビューとしては、「奥行き」に目が行きがちで左右方向の広がりについては特段驚きを感じることはなかったと記憶しています。


今回、それに広さや明瞭度がプラスされることで、一段階表現力を増したと感じます。

一方で、これまでのZonotoneにあった元気の良さやライブ感は未だ十分に健在ですので、これまでのGransterからの乗り換えにも、初めてZonotoneを使う人にも十分に満足度の高い製品だと思います。


ちなみに

Zonotoneのケーブルですが、上位クラスに行くほど奥行きや広さ、瞬発力は高まりつつもパワフル感や押し出し感の強さはやや薄れる傾向にあると感じています。


そういう意味ではこのGranster AC-5000も「7NAC-Granster 5000αからの正当進化」と言って良いのかなと感じました。


以上、Granster AC-5000の導入報告及びレビューでした。

今回はRCAケーブルの追加を目的に購入したわけですが、非常に満足度が高い買い物でした。

やはり個人的にZonotoneはやめられないですね。

今回も最後まで読んでいただき誠にありがとうございました!
次回も乞うご期待です!

それでは。

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