[日記] オーディオビジュアル・プレゼンターの逆木一さんのご自宅に訪問しました
皆様,こんにちは!Nony( Follow @Nony________ )です.
先日,オーディオビジュアル・プレゼンターの逆木 一(さかき はじめ)さんの「オーディオファンは語る」コーナーに出演した旨,記事にしました!
つまり,この撮影の際に逆木さんの自宅があります秋田県に”有給休暇を取って”旅行していました.
今回は初めて逆木さんのオーディオを聴いた感想やその他観光の内容を記したいと思います!
駅に到着した途端・・・
なんと菅義偉総理大臣の就任にあたり大・歓・喜ムード!
私の出身地は九州なのですが,村山富市さん(大分県)や麻生太郎さん(福岡県)が総理大臣に就任した際も同じようなムードだったのでしょうか.
多くは体験できないような雰囲気を最初に見てしまいとても新鮮でした.
到着した日はホテルにチェックインし,歩いて有名な温泉まで.
インターネットで調べて最初に出てきたところに行ってみたのですが,多くの人が家族ぐるみで訪れるような場所ではなく,近くの住民が時たま入湯に来る程度で,非常に落ち着きのある温泉でした.
待ち合わせ
集合場所で待ち合わせをし,実際に逆木さんとお会いしたはイイのですが,人見知り発動で緊張しました・・・
まぁ,ただのオーディオユーザーがオーディオ業界の方とお会いするわけですから,緊張しないわけがありません.
なのでどんな話をしたのかこのときはあまり覚えていませんが,逆木さんのおかげで沈黙なくお話することができました.
いざ,オーディオルームへ!
環境は下記ブログおよびYoutube動画をご参照ください.写真は諸事情あり撮影しておりません.
まず入ってすぐに思ったことですが,
意外と広くない・・・!
カメラで広角レンズを使っているからか,上記のYoutube動画を見た印象ではかなり広く(20畳~)感じていましたが,実際には14~15畳かと思います.
あくまで「意外と」という話であり,この空間を一人で楽しむためだけのお部屋として使えるとなるとそれはそれは至福の空間です!自分もいずれはこの程度の広さのオーディオルームが欲しいです.
そして,逆木さんのシステムを通じていろんな音楽だったりオーディオを聴いていくことになるのです・・・
印象に残った感想
Dynaudio Sapphire
初めてDynaudio SapphireをSOULNOTE A-2と組み合わせて聴くことができたのですが(Sapphireはかなり数の少ない限定品なので初めてなのは当然なのですが),Kokiaさんやハルカトミユキさんなどの女性ボーカルの楽曲をParadigm Persona Bと比較すると
なんという女性ボーカルの近さ!
リスニングポイントに座っている自分自身のためだけにボーカルが歌ってくれているかのような没入感があるスピーカーというのは探せば複数あるかと思いますが,ここまで迫ってくるような実体感を感じたのはこのSapphireが初めてでした.
これは女性ボーカル好きにはたまらないです.
逆木さんは「Sapphireは鳴らしにくい」と終始おっしゃっていましたが,となればこのスピーカーにはまだまだ「隠れている何か」があるのでしょうか?
これは手に入れたが最後,長く付き合っていくべきスピーカーだと感じました.
Paradigm Persona B
Persona Bについては下記試聴会で実際に試聴し,その際にはPersona 3Fに惚れ込んだ筆者でしたが・・・
Persona BはDynaudio Sapphireに比べて距離感や定位を微塵も狂わせない正確さ,それでいて耳が痛くならない,小川を流れる水の如く澄んだ表現力を逆木さんのシステムでもいかんなく発揮していました!
Persona Bが好きな人はSapphireを聴いてしまうと楽器とボーカルの位置関係に不自然さを感じてしまうかもしれません.
あと,Persona Bを聴いたあとだとSapphireの低域に少し粘り気というか,時折楽曲について行くのがしんどそうに聴こえる場面があることにも気づきました.
「Sapphire,鳴らしにくい」とはこのことかもしれません.
Simaudioのセパレートアンプ(740P + 860A v2)
ヤバい.何がヤバいかというと,とにかくヤバい.
「化ける」とはこのことだと思います.
Sapphireを固定した状態でSOULNOTE A-2の後にこのセパレートアンプで比較しましたが,目隠ししたらアンプではなく「スピーカーを替えたのではないか」と間違えるくらいには大きく変化します.
SOULNOTEは全ての音をド直球ストレートに投げ込んでくる印象です.この時点でもSapphireのスピーカーユニットをパワフルに鳴らしています.
それに対しMOONのセパレートシステムはあくまで音楽の持つ表情をそのまま出すことに徹している印象があります.それでいながらパワフル.SOULNOTEの音が「投げ込まれる」のだとすれば,MOONは「音が意思を持って飛んでくる」とでも言えば良いでしょうか.
740P,860A v2共にSimaudio製品の中ではトップから2番目に存在するハイエンドです.直営店にでも行かなければなかなかできない経験ができました.
筆者もMOON 110LP v2を導入してからというものMOONの虜ですが,このセパレートシステムを聴いてよりその魅力が個人的に確かなものであることを改めて実感しました.
サラウンド
Dynaudio SapphireにParadigm Persona BにDynaudio AudienceにECLIPSE TD307Mk2AにTD316SWMk2Aに・・・
これだけスピーカーが異なるとサラウンドでまとまりよく鳴らすのが難しいのではないかと感じましたが(実際大学生のときに失敗した経験あり),いざゲームなり映画なりをサラウンドで見ればそんな杞憂,吹っ飛びます.
現状,筆者は未だホームシアターをしていませんが,どういった環境であろうと四方八方から音が飛んでくる事によって得られるリアリティはサラウンドでなければ得ることができません.
いずれかはマルチチャンネル・ホームシアターをしたいと思いました!
また,シアターを始めるにあたって筆者にとってより現実的な環境として,下記デスクトップ・ゲームシアターも体験しました!
なお,現状の環境は上の動画と異なります.詳しくは下記ページの「サブシステム」の項目をご参照ください.
31型の4Kモニター+サラウンドで視聴という環境でしたが,この時点でも普段の動画視聴とは比べ物にならない楽しさを味わうことができました!できる限り大画面というのは動画を楽しむ上では外せない要素なのかもしれません.
ということもあり,まずはPCを活用したデスクトップシアターを作りたいと前回の記事で書いたわけです.
どうしたらオーディオは続くか・・・?
夕食で定番(?)の話題についても話しました.
筆者自身いろいろ考えたことはありますが,「灯台下暗し」とはこのことを言うのかもしれません.
「なんで思いつかなかったのか」と思ったことを逆木さん,あっさり.
「友達を招き入れましょう」
ただ自分でオーディオができていることに満足して,オーディオはイイぞとTwitterにただ上げているだけの自分が「オーディオ大好きです」と言っていることがとても恐れ多く感じ,猛省しました.
また「友人を招き入れやすい環境,それがシアターです」とも.ますますシアターがしたくなりました.確かに映画なら複数人でその環境を共有できます.映画館にも一人ではなく誰かと行くことが多いですし.
今までの考えを改めつつ,できることから少しずつオーディオ・ホームシアターの良さを伝えていこうと改めて感じた瞬間でした.
せっかく秋田県に行ったので
観光もしてきました!
なんと逆木さん,観光ガイドもされています.
圧巻だったのはこの「大噴湯」!
これ,「横向きにお湯が噴き出す場所」です.上向きにお湯が噴き出す「間欠泉」は何回か見たことがありますが,「横から噴き出す」というのは初めてでとてもスリリングでした!
逆木さん曰く「世界的に見ても珍しい場所」とのことです.
さらには
川原毛地獄!!
火山活動により硫化水素が山肌からもくもくと出てくる場所です.
硫黄の漂白作用により,山一面が白くなっています.
また,近くを歩いてみるとところどころに純粋な硫黄の結晶を見つけることができます.
逆木さんから「持って帰る?」と訊かれましたが劣化でポロポロ崩れたりしないか心配になったので保留しました.
(調べたら摂氏95.3度以下では斜方硫黄で安定な結晶となるようですね.持って帰ってくれば良かったと少し後悔.)
食べ物
やはり稲庭うどん!!!
あと「ババヘラアイス」なるものを食べたのですが,アイスの購入の最中で逆木さんとお店の人でマシンガン秋田弁トーク炸裂!
もう何話していたか覚えていません.(笑)
最後に
逆木さんのオーディオルームですが,オーディオファンからしたらまさに夢の楽園です.ただ,そこには明らかに生活空間と大きく乖離した雰囲気は無く,あくまで大好きな音楽・映画・ゲームを楽しむための環境を自らの生活空間に取り込んでいるお部屋でした.
音楽好き・オーディオ好きに限らず,映画が好きな人やゲームが好きな人こそ,その臨場感に驚くことができるかと思います.
ぜひ機会があれば逆木さんに連絡をとってその環境を体感していただければと思います.
オーディオやホームシアターをやっている人のみならず,少しでも興味のある人は後悔のない経験ができると思います!
逆木さんも
「みんな遊びに来てね!」
と言ってました!
以上,オーディオビジュアル・プレゼンターの逆木一さんのオーディオルーム訪問レポートでした.
最後にもう一度.
「音楽,映画,ゲーム好きな人は行って後悔しません.」
それでは.
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